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送料無料 620062 もう一つの劇画世界 2 あすなひろし集/心中ゲーム
あすなひろし S48.11.10 ブロンズ社 \4,100 定価850 程度★★★初版/帯付き/ビニールカバー痛みあり/軽いヨレ、スレあり 

ブログ毒書的快楽より

この本を読んではじめて「あすなひろし」という作家を知りました。非常にユニークな、忘れがたい作家だと思いました。絵ももちろん特徴的ですが、世界観も異色です。この本では、「心中ゲーム」の連作がメインですので、当然、死が中心的なテーマになっていますし、他の作品でもやはり死とセックスが大きな影を落としていますが、それと同時に乾いた明るさもあって、全体的にはバランスのとれた美しく、不思議な作品世界をかもし出しています。

私的には、第4章の「赤いトマト」のような牧歌的な小品が好きです。絵もきれいで、非常に詩的なリリシズムを感じます。漫画で書いた詩を読んでいるように、透明で爽やかな抒情が感動的でした。特に背景に描かれている、戦後の日本のピュアな自然が、目が覚めるほど美しく表現されていると思いました。

一部は復刻されている作品もあるようですが、これは昭和48年の初版です。楽天フリマにも出品しています。この機会にいかがですか?


送料無料 620041 ジル・ヴィルヌーヴ 悲劇のヒーロー
ナイジェル・ローバック 1992.11.9 ソニー・マガジンズ ¥3000 定価1700 程度★★★帯なし/軽いヨレ、スレあり 


ブログ毒書的快楽より

1977年から1982年までF1ドライバーとして活躍した、伝説の天才ドライバーの物語です。1982年の5月に事故で死亡するまでのドラマティックな人生が、豊富な写真と簡潔な文章で、リアルに描かれています。
なつかしいマシンの、迫力のある写真をみているだけでも、フェラーリファンにとっては、楽しい本でしょう。フェラーリ312T2から、126までの迫力あるシーンがカラーとモノクロで、見事に再現されています。

そして、この本を読んで、やはり、セナを思い出すのはわたしだけではないでしょう。同じように傑出したドライバーでありながら、若くして逝ってしまったという点で、非常に共通したものがあります。やはり若くて、フォトジェニックな天才ドライバーには、悲劇が似合うのでしょうか?


●600619 日本/権力構造の謎 上
カレル・ヴァン・ウォルフレン 早川書房1990.9.30 ¥400 定価2400 程度★★★★帯なし

●600620 日本/権力構造の謎 下
カレル・ヴァン・ウォルフレン 早川書房1990.10.1 ¥400 定価2400 程度★★★★帯なし 


ブログ毒書的快楽より

今ではかなり古い本の部類に入るかもしれませんが、今、初めて読んで、一言で言えば、「ああ、やっぱりか。」という感じでした。長い間、何かおかしいなと思いながら、なかなか口にできなかったことを、外国の人に、先に言われてしまったというか、親切に教えてもらったというか、そんな感じです。

特に選挙の問題については、2005年の選挙に関してもそうですが、マスコミが刺客、刺客と報道しはじめた時から、私はこれは危ないなと、思っていました。これだけ、一方的な政権党の偏ったニュースの露出が多ければ、普通に考えて、それがどういう影響を与えるかは、マスコミの関係者でなくても、わかるはずでしょう。

結果は私が懸念していたとおりでした。おそらく、マスメディアのエキスパートにとっては、思うつぼだったのでしょう。教科書通りの、見事な世論誘導です。

あるいはこれは、来るべき非常事態を想定して、国民をモルモットにした、国家的な危機管理の実験だったのではないかと思う程、あざやかなメディアによるコントロールでした。
しかも、右も左も、日本の全ての報道機関が責任を負うべき深刻な問題です。この状態を放置しておくと、選挙の結果をマスメディアが左右できるようになります。左右といっても、左はないも同然ですから、右右ですが。

一番怖いのは、このままでは、マスメディアを信用できなくなることです。信用に足るメディアがないということです。その意味では、2005年の選挙におけるマスメディアの報道姿勢は、まさにメディアの自殺行為といってもいいのではないでしょうか。
「右も左も、お前らみんなグルだったのか」という感じです。

選挙については、何十年も前から、巧妙な利益誘導がごく普通のこととして、明るく日常的に、国民的に行われてきたことが、この本には、冷静に、客観的に、分析されています。何回選挙をやっても、何十回選挙をしても、必ず政権党が勝つことになっています。そういうシステムをこの国の管理者が着実に誠実に、構築して来たのです。そして、まったくその通りになっています。結果を見れば、歴史を見れば、はっきりわかると思います。

もちろん、建前は民主的な自由選挙です。自由選挙という言葉が皮肉に聞こえますが、一応は自由選挙です。普段は民主主義のコートを着て、投票の時は、脱ぐわけです。

おそらく、このままで行けば、100年、200年、300年という政権党の、超長期一党支配も可能なのではないかという、恐ろしくゾンビ的な、ホラー的な悪夢を見るのはわたしだけでしょうか。

もちろん、それまで、この国のフィジカルなパワーが持続できればという前提はありますが、いずれにしてもそうなると、時代錯誤かもしれませんが、江戸幕府を思い出させるような状況になります。もう民主主義というレベルを越えて、すでに民主的封建主義というレベルまで来ているのかもしれません。

とにかくこの本を読んだ印象は、今まで日本について、漠然と考えていたことを、いきなり外国人に、徹底的に、反論の余地がないほど明確に、隅から隅まで論証されつくしてしまったという感じです。
おそらく、この国の管理者の側の人物がこの本を読めば、一瞬、あっけに取られて、言葉も出ないという感じだったのではないでしょうか。それほど、徹底的に日本というシステムを、右も左も、まさに全否定しているといえるでしょう。日本というシステム全体が、すみからすみまで、解剖され、きれいに整理され、分類されて、我々の前に並べられているといえるでしょう。

それにしても、これまでの長い歴史の中で、日本のどんなエリート、研究者、政治学者、哲学者、ジャーナリスト、文化人、評論家にもできなかったことを、この本の著者である一人の外国人がやってしまったという事実には、驚かされます。

おそらく、この本にも書かれているように、こっそりと、誰にも言わずに、日本という巨大なシステムの根源的な問題を、非常に高いレベルで、誠実に研究している人間は、日本人のなかにもいると思います。

しかし、これほどはっきりと、大きな声で、日本人なら、誰でもうすうすと知っていることを、白日のもとにさらけだそうと試みた日本人は、これまでにもいなかったし、これからもおそらくいないでしょう。

やはり、同じ日本人としては、毎日の生活もありますし、日本というシステム全体を敵に回すというリスクは、想像できないほど、大きいということでしょう。

言ってみれば、毎日の生活を人質に取られているようなものです。それでは、自由な発言や行動もできないわけです。しかもそういう状態が何十年も続いていれば、その状態があたりまえになります。逆に言えば、外国人だからできたとも言えるかもしれません。

とにかく、非常に刺激的で啓蒙的な本です。読み方によっては、普通のホラー小説より面白いとも言えるかもしれません。あまりに正確に理論的に分析されすぎたために、かえって、非現実的なフィクションのように感じてしまうようなところがあるのかもしれません。

特に私の印象に残ったのは、誰でも知っている、あの巨大メディア企業と、TV局との関係について書かれた部分です。この部分を正確に読むと、もう毎日見ているTVの報道を、まるごと信用することはできないでしょう。

毎日毎日あきることなく流される、政治色抜きの、ノーテンキなお笑い番組は、某超大国が仕掛けた、一億総痴呆化爆弾なのではないか?そんな悪魔的なファンタジーが幻のように頭に浮かびました。

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